朝武芳乃 / 千恋*万花
美少女ゲーム「千恋*万花」のヒロイン、
朝武 芳乃(ともたけ よしの)は、主人公が無理やり婚約相手にされてしまった巫女姫様。
クールで生真面目、他人を寄せ付けないオーラがあります。
最初は主人公を冷たく嫌う芳乃でしたが・・・
(Writer:HERO)
冷たく拒む巫女姫の心を開かせる
目を奪われる程、見事な舞を踊る巫女さんの女の子です。
綺麗な姿勢と、優雅さを備えた舞はとても素晴らしく美しいと思わせてくれます。
とある事情から主人公の婚約者相手に無理矢理されてしまうのですが、そのせいで主人公に接する態度は冷たく最悪でした。
生真面目と言うか、直情的な性格をしています。
周りの皆からは「巫女姫様」と敬われていて、近寄り難いオーラが漂っている感じがします。
そのせいか、親しい友達はいません。
また、一見クールな子かと思いきや、喜怒哀楽が激しく、精神的に幼い部分もあります。
意地っ張りな部分もありますが、彼女の頑張りに感化されて主人公までも頑張りを見せる程には尊敬出来る人物です。
主人公と友達になる為、先ず口調を改める言葉として「ヨロピク」や「ちゃろー」ってセリフを言った事が可笑しかったです。
そんな言葉、初めて聞きました。
でも、普段の朝武芳乃の言葉遣いに比べたらギャップに萌えます。
笑ってしまいましたが、可愛い言い回しでした。
彼女が見せる笑顔も可愛いです。
会話中に出てきた話ですが、田舎育ちだからと言って虫が平気とは主人公とは違います。
代わりに彼女は、魚の表面のヌルヌルが苦手です。
普通は逆だと思うのですが、田舎だから百足が出現します。
寝て起きたら枕元に百足が出現して、驚かずに対処出来るって凄いと思います。
刺されるとか怖いと感じないのか、と思ってしまいました。
自分の想いは人には届かない、と思い込んでいた朝武芳乃の心の問題を描いた物語です。
主人公を最初は厳しくも突き放す様な態度を取っていたのも、傷付ける事が怖かったからです。
設定上で、色々と危険な目に遭う事があります。
それ故の拒絶でした。
そして過去に父親を傷付けた事もある自責、既に他界していた母親の朝武芳乃に対する想いの勘違い等、主に心のすれ違いや勘違いを強く感じさせるストーリーです。
それら彼女の想い違いや人に想いが届く事を教えたのが、主人公です。
少なくとも主人公の存在が、その切っ掛けになりました。
両親の真の想いに気付く事が出来ましたし、そのお蔭で近寄り難いオーラが薄れて以前よりも明るく笑う様になったと、周りでは噂される程です。
相変わらず意地っ張りな所とか子供っぽい性格は変わりませんが、そう言う部分を今迄は身内以外は知らない一面です。
彼女が明るくなった様に周りの人に見えるのは、そう言った性格を身内以外にも見せる様になった事が理由ではないかと私は思います。
千恋*万花(ゆずソフト)
対応OS:Windows Windows:Vista/7/8/10
原画:こぶいち むりりん 煎路
シナリオ:天宮りつ 籐太 瀬尾順
ブランド:ゆずソフト
ジャンル:巫女 くノ一 恋愛 ラブコメ バトル 萌えゲーアワード2016 受賞作品