風早織女 ／ 処女はお姉さまに恋してる 3つのきら星
美少女ゲーム「処女はお姉さまに恋してる 3つのきら星」のヒロイン、
風早 織女（かざはや おりひめ）は、巨大企業グループ現当主の一人娘。
グループの次期後継者と目されているだけあって、優等生でやや高飛車なお嬢様です。
主人公は恩人である現当主の命を受け、織女の身辺を護衛するため、「女装して」男子禁制のお嬢様学校に潜入します。
（Writer：HERO）
特別なお嬢様であるゆえの孤独
お嬢様であっても、色々と悩みがあるお年頃の女の子です。
成績が良く、周りからチヤホヤされる事が多いです。
少々強引に事を進める場合もありますが、基本的には優しい性格だと思います。
主人公が現れるまでは、殆ど対等と呼べる友人がいませんでした。
主人公が関わってから、友達が多くなったり犬猿の仲だった知人と和解したり、人間的に色々成長します。
『姫』と言う呼び名は、彼女にとっては必ずしも良い方向に働きません。
重苦しい空気を醸し出すと言うか、周りが仰々しく特別扱いして一人の女の子として接してくれていない様です。
人気はあっても、自然体で話し掛けて来る人が殆どいないと言うのは、寂しい事です。
それ故に、普通に話し掛けてくれる主人公に好感を持っています。
だからなのだろうか、主人公の助言により行動力に拍車が掛かったと言うか、アグレッシブに行動を起こす様になったと思います。
彼女にとって、それが人間的に成長させる切っ掛けとなった事は間違いないです。
代わりに、周りが彼女に振り回される事も多くなった様に感じます。
一度こうと決めたからには、絶対に曲げる事のない信念の様なものがあります。
その結果として、今迄知らなかった無知の部分を身を持って体験したり、彼女には傲慢な所があったのですが親しみ易くなったと言う、プラスの方向に作用した様です。
最初の頃は、尊敬や畏怖の対象と見られる事に辟易していた様に思います。
ですが、主人公と関わって行く内に慣れてしまったと言うか、考え方が少しずつ変わってきたご様子です。
家柄とか、どうしても目立ってしまうならば気にしなければ良いと彼女は、そう言った考えに至りました。
後半には、彼女だけでなく主人公にも知らされていなかった新事実が明らかになるわけですが、それは主人公の正体を知った時以上の衝撃的な展開です。
最も、その頃には確たる絆を主人公を含め様々な友人と結んで関わり合いを持った事で人間的に大きく成長しています。
故に、事実を受け止める事が出来ました。
と言う事で、色々な意味で彼女の物語は面白いです。
中身と言う点で心情の変化はあったものの、最後まで性格は全く変わっていませんでした。
処女はお姉さまに恋してる 3つのきら星（キャラメルBOX）
対応OS：Windows Windows:7/8.1/10
原画：のり太
シナリオ：嵩夜あや assault 田中一郎
ブランド：キャラメルBOX
ジャンル：お嬢様・令嬢 女子校生 女装・男の娘 恋愛 学園もの